
2019年7月30日
街路樹は街の顔として機能しながらも、倒木、舗装の持ち上がり等の課題に直面しています。
加えて、予算圧縮により強剪定の繰り返しで景観的にも芳しくない場面に遭遇することも多くなっています。
岡山の豊かな趣のある都市美を求めるため、緑量・緑陰を確保し街路樹の目指すべき
機能や姿を今一度見つめ直し、緑を通じた街づくりを考えます。
講師)千葉大学名誉教授 藤井英二郎氏
日時)令和元年10月24日(木)〈受付〉13:30 〈開場〉14:30~16:30
開催場所)西川アイプラザ 多目的ホール 岡山市北区幸町10-16 TEL086-234-5877
参加費)無料 ※定員260名
講師紹介)
1951年生まれ。千葉大学名誉教授。専門は環境植栽学、庭園学。
1974年千葉大学園芸学部造園学科卒業、1979年筑波大学大学院農学研究科農林学専攻修了。
1988年「農村空間の構造と特性に関する緑地学的研究」で日本造園学会賞受賞。
千葉大学園芸学部助手、助教授を経て2004~2016年まで千葉大学教授。
在職中、造園樹木の樹形・根系の研究、植栽の認知科学的研究、庭園の史的考察を並行して進めてきた。
著書に『見る庭と触れる庭--日本人の緑地観』(淡交社)、『造園実務必携』(共編著、朝倉書店)、
翻訳書に『樹木からのメッセージ』(共訳、誠文堂新光社)、『街路樹が都市をつくる』(岩波書店)など。